広帯域ＧａＡｓアンプキット（再販版）　(K-00128)

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データ番号

1489

区　分

キット

分　類

高周波

品　名

広帯域ＧａＡｓアンプキット（再販版）　(K-00128)

発売元

秋月電子通商

価　格

500円(8%税込)

主要部品

GN1021

電　源

＋４～１２Ｖｄｃ　５０ｍＡｄｃ

概略仕様

キット内容	受信用の高周波広帯域増幅器
電力利得	１９ｄＢ　ｔｙｐ．　（１．５ＧＨｚ　ＶＤＤ＝８Ｖ時）
雑音指数	３ｄＢ　ｔｙｐ．　（１．５ＧＨｚ　ＶＤＤ＝８Ｖ時）
最大出力	１０ｄＢｍ　ｔｙｐ．　（１．５ＧＨｚ　ＶＤＤ＝８Ｖ時）
入力ＶＳＷＲ（Ｚ＝５０Ω）	２．５　ｔｙｐ．　（１．５ＧＨｚ　ＶＤＤ＝８Ｖ時）
出力ＶＳＷＲ（Ｚ＝５０Ω）	２　ｔｙｐ．　（１．５ＧＨｚ　ＶＤＤ＝８Ｖ時）
電源	＋４～１２Ｖｄｃ　５０ｍＡｄｃ

付属基板

専用基板　ＡＥ－ＭＡＲ－１／ＲＦ　ＡＭＰ

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時　W 40.0mm　D 25.0mm　H 7.0mm

追加購入
部品

－

「広帯域ＧａＡｓアンプキット（初期版）　(K-00128)」の再販版。（２０１７年再販版入手。）
　
初期版との相違。

　　　　同軸コネクタ、移動側同軸コネクタ付きケーブルが未添付。

　　　　入力保護ダイオードを追加添付。

　　　　取扱説明書の見直し。（部品内容、パターンカット図、入力保護についてなど。）　

改　造

－

その他

（製作例）

【　キット　パッケージ外観　】

【　キット　構成品　】

【　キット取扱説明書　】

裏面はパターン無しの片面基板。
「広帯域ＧａＡｓアンプキット（初期版）　(K-00128)」参照。

【　プリント基板　（部品面）　】

【　部品パッケージ　外観　】

【　部品パッケージ　部品構成　】

【　部品パッケージ　ＬＣ部品、ダイオード　】

【　部品パッケージ　ＧＮ１０２１（パッケージ）　】

ピン配列が通常とは逆になっているので注意が必要。

【　ＧＮ１０２１外観１　】

パッケージ角部の角面取りの大きい方がＰｉｎ１～Ｐｉｎ５側。

【　ＧＮ１０２１外観２　】

製　作　例

取扱説明書記載のパターンカットを実施。

【　プリント基板パターンカット　】

一旦製作完了しましたが、その後、入力保護ダイオードを追加することにしました。　入力段にチップコンデンサを追加することも必要となります。　コンデンサ取り付けのために、入力段チップコンデンサの接続されていたパターンをカットしました。（上画像の右下パターン部）

【　基板実装完成外観　】

追加チップコンデンサはキット付属のチップコンデンサを利用できます。　今回は、追加作業時に誤ってチップコンデンサを破損したため、手持ちの０．０１μＦチップコンデンサに交換しています。

【　入力保護回路追加　】

特性測定の入出力コネクタ（ＳＭＡ－Ｒ）を取付けた状態です。　利用した入出力コネクタ（ＳＭＡ－Ｒ）は別途購入する必要があります。

【　製作完了外観１　】

【　製作完了外観２　】

【　製作完了外観３　】

片面基板のため、この基板単体で特性測定をすると動作不安定となりそうです。　ａｉｔｅｎｄｏで購入していた０．４ｍｍ厚のカット銅基板を基板裏面に取り付けることにしました。

【　カット銅基板　】

カット銅基板を少し大きめにカットして、銅テープを利用して基板どうしをハンダ接続しました。　写真では左右辺各一ヶ所の接続となっていますが、写真撮影後に基板裏面とカット銅基板の間の隙間に気付き、浮遊容量変動を低減するために基板変形補強をすることにしました。　この対応として、写真の上下各一ヶ所も接続して、最終的には四辺とも銅テープ＋ハンダで接続しています。

【　完成基板外観１　】

【　完成基板外観２　】

【　完成基板外観３　】

動　作　確　認　

　トラッキングジェネレータ付きスペクトラムアナライザ（ＵＳＢ－ＳＡ４４Ｂ　ＵＳＢ－ＴＧ４４Ａ）で利得を測定した結果を示します。　測定結果より１ＭＨｚ～１．５ＧＨｚの帯域で利得１０ｄＢを得ることができているようです。　また、電源電圧を５Ｖｄｃ→１２Ｖｄｃに上昇しても利得は数ｄＢしか上昇しないようです。