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 PIC計測アダプター&データロガー 

 

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データ番号    93
区 分    キット
分 類    マイコン
品 名    PIC計測アダプター&データロガー
発売元    秋月電子通商
価 格    2,700円
主要部品    PIC711-20/P NJU7034D 24LC64 S81350
電 源    RS-232C信号ラインから取る。(外部電源対応可)

概略仕様   


1 A/D変換部
分解能 8Bit
入力チャンネル数 4CH
外部リファレンス使用時は3CH
入力電圧範囲 0V〜5V
外部リファレンスVref使用時は0V〜Vref
自動計測バッファ 約8000回/分
(24LC64 : 64kbit)
サンプリング周波数 11520 sample/s
インターフェース RS-232C (無手順)

 

2 温度測定ユニット

 試験用に温度測定ユニット(LM35,RS232Cコネクタ等) 付属。 このような心遣いが秋月電子通商のよいところ。

 

3 パソコン側ソフト

 AJI PIC-ADC コントロールソフト(8bit-4ch. intelligent A/D Converter Kit 1998)付属。 しかし、リードエラーで読めなくても困っていたが、下記でソフトが公開されていて救われる。 (ソフト付属の場合は、Webでも公開されていると安心ですね。)

http://www.tomakomai.or.jp/akizuki/ftp.htm

 ちなみに、付属FDはPC9801用1.2MBフォーマットされており、AT互換機2モードFDDでは読めない。 しかし、ソフトはPC9801では動作せず。 AT互換機のDOSでは正常に動作。 AT互換機ユーザが3モードFDを持っているとは限りませんよ秋月電子通商さん。(取扱説明書にどのPC用のソフトか記載されていないようです。)

 

 本キット購入後に販売されたWindows用ソフト 「 AKI PIC ADCキット専用CD-R 」を使えばWindowsで本キットをコントロールすることができます。

 

付属基板    専用基板 (AE-PICADC)
付属ケース    RS-232C中継フードタイプのケース付き
外形寸法    基板単体完成時 W 53mm D 55mm H 17mm   
追加購入部品   
コメント   
  •  パソコン側ソフトAKI PIC-ADC コントロールソフトFDがリードエラーで読めなくなっていた。 下記Webでソフトが公開されていて救われる。 (ソフト付属の場合は、Webでも公開されていると安心ですね。)

http://www.tomakomai.or.jp/akizuki/ftp.htm

  •  付属FDはPC9801用1.2MBフォーマットされており、AT互換機2モードFDDでは読めない。 しかし、ソフトはPC9801では動作せず。 AT互換機のDOSでは正常に動作。 AT互換機ユーザが3モードFDを持っているとは限りませんよ秋月電子通商さん。(取扱説明書にどのPC用のソフトか記載されていない?。)
改 造   
その他

(製作例)   

 

kit093a3.jpg (31428 バイト)

【 A/D変換部 基板構成部品 】

 

kit093c3.jpg (16190 バイト)

【 A/D変換部 構成部品 】

 

kit093b3.jpg (7097 バイト)

【 温度測定ユニット 構成部品 】

 

kit093d3.jpg (14812 バイト)

【 A/D変換部 完成時外観 】

 

kit093e3.jpg (33305 バイト)

勘合固定台も付属している。

【 A/D変換部 完成品内部 】

 

【 製作時の注意事項 】

  • 抵抗R1とトランジスタQ2、抵抗R3とトランジスタQ1が干渉する。 抵抗R1とR3の向きをシルク印刷とは逆にした方がよい。

  • 抵抗はなるべく背が低くなるように実装する。 カバーが導電性のため。リード線とカバーが接触して短絡する可能性有り。

  • トランジスタQ1・Q2及びIC U4のリード線は根本で思いっきり折り曲げないと、トランジスタがカバーに当たり、基板をカバーに収納できなくなる。

  • 基板とD−subコネクタのハンダ付けを初めに行ったほうがよさそう。 基板とD−subコネクタのハンダ付けは、ケースに入れた状態でハンダ付けを行う。

  • ICソケットは使用しないこと。

 

【 電源 】

 キット製作後、早速パソコンのRS−232Cに接続してチェックを実施。 電源電源をRS−232CからとることとしてICの電圧をチェックすると4.9V程度あった。 この結果から電源はRS−232Cからとる状態で付属のソフトを起動したが、付属のソフトは本キットを認識することが出来なかった。

 基板の目視チェック等を実施したが原因がつかめなかった。 最後に、電源を外部から供給すると何事もなかったかのように動作しはじめた。 なお、一度起動すると、後はRS−232Cからの電源供給でも動作はしているようでもあったが表示が何となく不安定であった。 

 安定動作させるため、この段階で電源は外部供給とすることに決めた。

 テスタで電源電圧を確認しただけではダメ。 本キットは、外部電源供給が基本であると思う。

 

【 消費電流 】

 付属の温度センサを接続したときの消費電流は下記のとおり。

電圧 [V] 電流 [mA]
4.50 5.1
4.75 5.7
5.00 7.3
6.00 7.4
7.00 7.4
8.00 7.4
9.00 7.4

 

【 その他 】

  • 付属ソフトでは温度表示もするようになっているが、付属の温度センサの調整方法が記載されていない。 電圧レベルでいえばIC出力の5倍の電圧がPIC711-20/Pに入力されるようにVRを調整するようだ。 (5Vで100℃表示となっている。)

 

 


製作例が jm3wud's page の下記URLに記載されています。

http://www.sanda.gr.jp/non/AKI-PIC-ADC.html

 

データ作成者 CBA

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