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ビデオ信号→アナログRGBコンバータキット   

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データ番号   
区 分    キット    
分 類    AV
品 名    ビデオ信号→アナログRGBコンバータキット   
発売元    秋月電子通商   
価 格    2,700円
主要部品    V7021(1.78mmピッチ) NJM2267 NJM386   
電 源    8〜12V 100mA   
概略仕様    コンポジット信号またはS映像信号入力対応

出力75Ω

音声アンプ1CH付き

入力用ピンジャック付き   

付属基板    旧タイプはユニバーサル基板。

現状はガラスエポキシ専用基板。(AE-V7021-M)

 同期信号反転回路パターン付き
 同期信号反転回路部品は無し
   

付属ケース    無し   
外形寸法    旧タイプ基板単体完成時 W 94mm D 72mm H 17mm

現行専用基板完成時 W 76mm D 76mm H 17mm   

追加購入部品     アナログRGB信号接続用コネクタ(本基板とCRT間のケーブルも当然必要)

 なお、3.6インチ液晶RGBモニターユニットには在庫がある場合のみ専用コネクタが付属しているとのこと。

コメント     旧タイプのキットを購入したものの製作未着手。

 旧キットではV7021のピッチが1.78mmのため斜めに実装するようになっている。斜め実装が気にくわないため、V7021ピッチ変換基板(1.78->2.54mm)を入手しようとしてしている間に専用基板付きのキットに変わりがっくり。

 ということで、とうとう専用基板に変更となった最新のキットを追加購入。 本キットでは、改良型基板となっており、同期信号反転回路パターン付きとなっていた。ただし、該当部の部品は本キットには付属していない。   

改 造   
その他

(製作例)   

     

kit008a2.jpg (17662 バイト)

【 キット構成部品 (旧タイプ) 】

 

kit008c3.jpg (28861 バイト)

【 キット構成部品 (現行タイプ) 】

 

kit008d3.jpg (24023 バイト)

音声増幅回路部品(VR3,C30,C31,IC5)は未実装。

【 基板完成図 (現行タイプ) 】

 

kit088d2.jpg (10741 バイト)3.6インチ液晶RGBモニターとの接続例 】

 3.6インチ液晶RGBモニターとの接続は、3.6インチ液晶RGBモニター付属のコネクタを使用。 本基板側は手持ちのオス側2.54mmピッチ9ピンコネクタ(右図灰色コネクタ)を利用して基板側でも切り離しできるようにした。

 3.6インチ液晶RGBモニターとの接続時、本キットのR18・R19・R20を75Ωから3.6インチ液晶RGBモニターユニット付属の120Ωに交換するように記載されている。 しかし、わざわざ抵抗を交換するのも無駄と思い、R OUT・G OUT・B OUTの各出力に47Ωの抵抗を直列に接続する方法で対応。

 ちなみに、旧タイプのキットは未製作のままで保管箱行き。(旧タイプのキットは既に不要部品再活用として無償提供済みです。)

 

 

【 消費電流 】

 現行キット単独の消費電流、及び、TV3 TVチューナディジタルチューニングキットに接続した場合の総合消費電流を下記に示す。 ただし、現行キットでは音声増幅回路部品は未実装。

電源電圧 本キット単独時 TV3 TVチューナディジタルチューニングキット併用時
7V 55.8mA 265mA
8V 55.8mA 287mA
9V 55.9mA 302mA
10V 55.9mA 316mA
11V 55.9mA 330mA
12V 55.9mA 343mA

 

【 岡山県 平山様からの情報です。】

 キット記載の回路ではオーディオアンプの異常発振が生じることがあるようです。 異常発振は「音がおかしい、ボリュームをいくらしぼっても音が割れる。」ことでわかります。

 このような場合の対策として、ICメーカ回路例に記載のように、抵抗とコンデンサを直列接続したものをNJM386(LM386N)の出力(5番ピン)とGND間に接続します。この発振防止回路を追加することで異常発振を止めることができます。

 CQ出版社リニアIC規格表'97のP246によれば、追加する抵抗値は10Ω、コンデンサ容量は0.05μFとなっています。なお、0.05μFは0.047μFで代替えできます。

岡山県 平山様のe:mailアドレス  hirayama@lucksnet.or.jp

平山様は本キットを3台製作されていらっしゃいます。

 

【 ワイド5.4インチRGB液晶モニターとの接続 】 

 ビデオ信号→アナログRGBコンバータキットにワイド5.4インチRGB液晶モニターを接続したときに輝度が非常に高い状態になっていました。 どうもRGB信号の振幅が大きいようでしたのでワイド5.4インチRGB液晶モニター側のRGB信号を120Ωで終端しました。

 ビデオのコンポジット信号、Nintendo64については問題なく表示できましたが、スーパファミコンは水平同期がうまく取れずに流れてしまいました。(3.6インチ液晶RGBモニターでは発生していません。)
 この原因自体はスーパーファミコン側、もしくはワイド5.4インチRGB液晶モニター思われますが、ビデオ信号→アナログRGBコンバータキット 側もマージンが少ないと思われます。 この対策として同期信号/SYNCの出力トランジスタのオフ時の動作を改善すると同期がとれるようになりました。 現状の出力回路は下記(a)の標準回路となっています。 この回路に対して(b)のようにベース抵抗値を低減するためにベース抵抗R24に並列に1kΩの抵抗(ADD1)を追加しても改善しましたし、(c)のようにベースを接地する抵抗3.3kΩ(ADD2)を追加しても改善しました。 V7021のデータシートが詳しくないので、いずれの抵抗値も勘で決めています。 回路としては、どちらかと言えば(c)の方が正解に近いのではと思っています。 しかし、抵抗追加の手間の関係で現状は(b)の方法をとっています。

 

  

【 信号 】

 音声波形モニタ製作時に同期信号と映像信号を「DIGTAL STORAGE SCOPE for PC PCS64i」で観測しています。

   

 同期信号/SYNCは正極性のようです。

 

データ作成者 CBA・岡山県 平山様

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