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電子玩具分室 参考資料   

   

 

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 本Webページの内容は学研電子ブロックEX-150及びEX-150復刻版の回路図集、また、同封されていたカタログやパンフレットを参考に作成されています。

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学研電子ブロック EX−150 復刻版   

 EX−150復刻板は、オリジナルの電子ブロックEXシリーズを大人の科学シリーズ(7)として復刻したものです。 オリジナル版とほぼ同じ回路(組立説明も同じ)で150回路の実験ができます。 オリジナル版と復刻版の相違点は下記文中に記載しておりますので参照願います。

【 パッケージ外観 】

 

本体側の梱包材は紙製です。(オリジナル版は発砲スチロール)

【 パッケージ外観 】

 

本体側の箱の裏面に製品説明などが印刷されています。

「MADE IN CHINA」と印刷されています。

【 パッケージ外観底面 】

 

【 EX−150復刻版 本体外観 】

 

【 電子ブロック部分拡大 】

 

  •  マイクロホンが樹脂製となって安っぽく見えます。
  •  復刻版では上図右側の「アンテナ線延長用エナメル線15m」と「紙ヤスリ」が追加付属しています。
     これらの部品は回路集末尾の部品リストに記載されていません。
  •  実験No.20他から推測すると、マイクロホンはクリスタルマイクからコンデンサマイク変わったようです。

【 付属品外観 】

 

【 付属図書 】



【 EX−150 150回路集表紙 】

 

   


「China」の文字が印刷されています。

【 EX−150 150回路集 裏表紙 】

 

 


  EX−150 150回路集のNo.150脈拍計の組立説明例。 上記画像をクリックすれば拡大して見ることができます。

 2002年製の新品を購入した割には組立説明の印刷品質が良くないのが気になります。


 No.150脈拍計の組立説明に記載の最終説明文について、オリジナル版と復刻版を比べてみました。

 No.150脈拍計の組立説明に記載の最終説明文について、オリジナル版と復刻版を比べてみました。

 上記オリジナル版の文面を読んで頂ければわかりますが、復刻版では文面(友の会)を変えなければいけない内容となっています。

 復刻版の3行目から5行目の先頭文字の位置が若干ずれています。 この部分をオリジナル版で見ていくと文末3行前から1行前の行末の文字に相当しています。 間違いなくこの行末の文字を利用して復刻版の文面を作成しているようです。

 また、復刻版150回路集の15ページ「No.7 ダイオード検波1石ラジオ」のタイトルの下に記載されている「●きけん! アンテナ線はコンセントにぜったいにさしこまないこと。」の最後の””の文字の上に黒い染みがついています。 これと全く同じ染みがオリジナル版150回路集にも有ります。
 なお、この””の字の右斜め右下の唐突に印刷されている”100P”は誤植のようです。 この”100P”はオリジナル版150回路集には印刷されていません。

 これらから、復刻版150回路集はオリジナル版をそのまま利用しているものと推測します。 印刷品質が良くない理由も頷けます。

 ただし、不都合のあるものについては加筆・訂正してあるようです。 加筆・訂正されている部分を下記表に記載しております。 加筆部分については印刷がくっきりしており、また、振り仮名も省かれています。(さすがに大人の科学シリーズ?)

 
変更部位一覧
実験No. 変更部位
.3 注記が太字になり、イラストが削除されています。
エナメル線の記述部分が変わっています。
10 AMラジオに関する注意が追加されています。 最近はワイヤレスマイクはFMラジオ用ばかりで、AMラジオの注記は必須ですね。
15 EX−15に関する記述が削除されています。
18 注記が太文字になっています。
20 オリジナル版

 ワイヤレスマイク(トランス式)

復刻版

 1石ワイヤレスマイク(コンデンサーマイク式)

 しかし、復刻版の目次はオリジナル版の「ワイヤレスマイク(トランス式)」のままとなっています。(目次と異なる。) 上図のように実験の回路図も変わっています。      

32 注記が太文字になっています。
39 ICアンプの回路図が削除されました。
45 注記が太文字になっています。
84 注意が追記されています。(AMラジオの調整。No.10を参照。)
87 イヤホンの注記が追加されています。
88 実験の回路図が変わっています。

オリジナル版

復刻版

AMラジオに関する注意が追加されています。

114 ”へや”が「室」から「部屋」に変更されています。
117 注意が追記されています。(AMラジオの調整。No.10を参照。)
118 注意が追記されています。(AMラジオの調整。No.10を参照。)
119 マイクがマイクロホンからイヤホンに変更になっています。 これもコンデンサマイクに変更されされため?
127 コンデンサマイク用のバイアス用(電源用)抵抗が追加となっています。
128 コンデンサマイク用のバイアス用(電源用)抵抗が追加となっています。
129 コンデンサマイク用のバイアス用(電源用)抵抗が追加となっています。
134 調整方法が見直されています。
141 コンデンサマイク用のバイアス用(電源用)抵抗が追加となっています。
142 コンデンサマイク用のバイアス用(電源用)抵抗が追加となっています。
150 上記、最終説明文が変更されています。

  


 今回の復刻版では「注意とトラブルシューティング」が別途添付されています。 現在のように、スイッチオンで高度の機能を簡単に得られる時代では、事細かに記載しておかないといけないのでしょう。 また、学研のホームページにも記載されていたが、部品変更による特性変化にはご苦労された形跡が見てとれます。 画像をクリックすると拡大画像を見ることができます。

【 注意とトラブルシューティング 表面 】

   

【 注意とトラブルシューティング 裏面 】

     

   

   

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